人工授精【6か月間】
人工授精とは…排卵日に合わせて調整した精液を子宮内に注入する方法です。
タイミング法と違い培養士が精液を調整するため、また直接子宮内に精液を注入するため、タイミング法より妊娠率が上がります。
方法
- 超音波で卵胞の大きさをチェックし、排卵日を予測し人工授精の日程を決めます。
- 人工授精の当日に自宅で精液を採取し持参していただきます。(院内採精も可能です)
- 持参していただいた精液をクリニックで調整します。
- 精子の調整が終了したら内診台で医師が子宮内にチューブを使って精子を注入します。
人工授精の流れ
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排卵日の予測
超音波で卵胞の大きさをチェックし、排卵日を予測し人工授精の日程を決めます。 -
精子の採取
人工授精当日の朝、自宅で精子を採取してもらいます。
(院内採精も可能です) -
精子を調整
採取した精液はそのまま子宮内に注入すると、女性が卵管炎を起こす可能があるため、菌処理し、運動性の高い精子のみを子宮内に注入します。
人工授精の際、精液中にある精子を洗浄抽出して0.5ml程度にまで濃縮します。そうすることにより、人工授精の成功率が高くなります。 -
子宮内に精子を注入する
精子の調整が終了したら内診台で医師が子宮内にチューブを使って精子を注入します。
感染予防のために2日間抗生剤の内服をしていただきます -
妊娠判定
人工授精で妊娠する方の80%が3回目までに、4回目から6回目で90%が妊娠するとされています。7回目以降の妊娠率は極端に低下することから、3~6回の人工授精で妊娠に至らなかった場合は、次のステップへ移ることを考えます。